50年以上前から続く、クラシックなロングボードフィン

こんにちは、affectです。

今日は、お店にあるフィンの中から、ちょっと歴史のある一本をご紹介します。

TRUE AMES
YATER APOCALYPSE 9.5″

名前からして、なんだかすごいですよね。

「APOCALYPSE(アポカリプス)」って……?

私も最初に名前を見たときは、ちょっと気になりました(笑)。

でも調べてみると、このフィンにはちゃんと理由がありました。

デザインしたのはRenny Yater

このフィンをデザインしたのは、カリフォルニア・サンタバーバラのレジェンドシェイパー、Renny Yater(レニー・イェーター)。

Yater Apocalypseのテンプレートは長い間アーカイブに保管されていましたが、2018年にTrue Amesから復刻されました。

そして面白いのが、そのデザインが50年以上経った現在でもそのまま使われているということ。

流行に合わせて新しく作ったフィンではなく、

昔からあるデザインを、今もそのまま楽しむ。

こういうところがクラシックなサーフィンの面白さなのかもしれません。

9.5インチの形を見てみると……

今回ご紹介するのは9.5インチ。

高さは約241mm、ベースは約195mmです。

写真を見ると、フィンの後ろ側が少し後方へ流れるような形になっています。

この「レイク」と呼ばれる形状と、しっかりとしたフィンの面積によって、

ホールド感

そして

ピボットやターン

をバランスよく狙えるデザインになっています。

True Amesも、Yater Apocalypseについて、ノーズライディングに十分な面積を持ちながら、適度なレイクによってピボットやターンにも対応できる、オールラウンドなロングボードフィンと説明しています。

つまり、

「ノーズライディングだけのフィン」

というわけではないんですね。

そして「Apocalypse」の名前の由来が面白い

ここが私が一番「へぇ!」と思ったところです。

このフィンのテンプレートは、映画関係者のJohn MiliusのためにRenny Yaterが1960年代初頭にシェイプしたサーフボードにグラスオンされていたフィンと同じもの。

その後、その映画に関係する歴史からYater Apocalypseという名前で知られるようになったそうです。

サーフィンのフィンを見ているだけなのに、

「60年代のサーフィン」

↓

「Renny Yater」

↓

「クラシックなロングボード」

↓

「映画」

と、どんどん話がつながっていく。

こういう背景を知ってからフィンを見ると、ただの道具ではなくて、ちょっとしたサーフィンの歴史そのものに見えてきます。

クラシックだけど、今も使われている

Yater Apocalypseは、見た目はとてもシンプル。

でも、そのシンプルなデザインの中に、

Hold(ホールド)
Pivot(ピボット)
Drive(ドライブ)

というロングボードに大切な要素が詰め込まれています。

昔のデザインだから昔のボード専用、というわけではなく、現在のロングボードでも使われている。

「古い=古臭い」ではなく、良いデザインは時間が経っても残る。

そんなことを感じさせてくれるフィンです。

私自身はまだフィンの違いを乗って体感できるほどではありませんが、こうやって調べていると、

「フィンって、ただボードについているものじゃないんだな」

と少しずつ分かってきました。

マーシーがお客様とフィンについて話しているのを聞いていると、同じロングボードでもフィンによって乗り味が変わるという話がよく出てきます。

いつか私も、

「このフィンだからこういう感じなんですね!」

と言えるようになりたいです(笑)。

TRUE AMES YATER APOCALYPSE 9.5″

クラシックなロングボードや、フィン選びに興味のある方は、ぜひお店で実物を見てみてください。

「このフィン、どんな感じ?」

というご質問は、マーシーにぜひ聞いてみてくださいね。

Classic never goes out of style.

「クラシックなものは、いつまでも色あせない。」

50年以上前に生まれたフィンのデザインが、今もサーファーに選ばれている。

そう考えると、なんだかカッコいいですね。

私はお店におりますので、サーフィンのことやスクールについて気になることがありましたら、お気軽にお声がけいただけたら嬉しいです。

See you in the shop.